2017.3.18 黒田博樹引退特別試合 

3月18日、カープと日本ハムとのオープン戦は昨年引退した黒田博樹氏のユニフォームをカープの全選手が着用する特別な試合として開催され、約28,000人の観衆を集めた。

自分も久しぶりにマツダスタジアムに足を運び、この試合を観戦してきたので記しておくことにする。

 

当日は朝早くから熱心なカープファンが球場に列をなした。

自分は開門一時間前に着いたのだが、それでもスロープの一番下に並ぶことになった。

オープン戦ゆえに一部のパーティ席を除いた全席が自由席なのが、競争をより加熱させたのだろう。しかも今日の試合は黒田博樹氏が来場するとあれば、それも致し方ないところか。

いざ開門すれば問題なく席は確保できたのだが、みんなのお目当ては席の確保だけではない。目指すは外野コンコースのグッズショップで販売された黒田博樹引退記念グッズである。外野コンコースは黒田グッズ専用販売所となり、その入場を待つ列はレフト側まで伸びていた。改めてカープファンの黒田大好きっぷりをまざまざと感じることとなった。

通常のグッズは正面側のグッズショップのみとなったのだがここしかグッズを購入できないとあって凄い人だかり。入場制限までかかる盛況ぶりだった。

そんな中、すこし嬉しい光景があったので紹介。

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胃がんからの復帰を目指す赤松選手のユニフォームコーナーは、ほとんどのサイズで品切れ状態。単純に発注数量の見込み違いなのかもしれないが、復帰を待ちわびるファンはグッズ購入という形でその思いを表しているように映った。

グッズショップを一通り見て回って席に帰ってきたころにはチャンピオンズリングの贈呈式が始まっていた。

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全員背番号15なので誰が誰何だかわからない。

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新井さんの選手紹介ではスタンドが沸いた。改めて新井さん人気を確認。

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ここでサプライズ。先述したように復帰を目指している赤松選手がマツダスタジアムに姿を表し、新井さんを上回る声援を浴びた。

野球選手としては前例のないがんからの復帰だが、他のスポーツにはがんから復帰した選手もいる。自分には彼の苦しみや大変さを推し量ることなど到底できないが、大事な場面でチームを支える名バイプレイヤーの復帰を心から願っている。

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そしてこの日の主役、スーツ姿の黒田博樹氏が登場。

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リングを受け取り、贈呈式が終わったら一人一人と握手を交わす。

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続いて黒田氏の功績をたたえたレリーフ除幕式。

…とここまで来て気が付いた。どう考えても今回は3塁側の方が黒田氏をよく撮れる。しかもこの写真の構図なんて完全に左側の中国新聞社会長にピントがあってしまっていて、露払いの黒田氏といった絵面だ。写真の腕が無さと席の選択ミスを悔やむ。

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ファンへの感謝をコメントする黒田氏。

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バックスクリーン下には「黒田ありがとう」の横断幕が掲げられた。

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さらにこの日の特別ユニフォームを纏った黒田氏が始球式に向けてキャッチボールを始めた。

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キャッチボールの相手をつとめるのは新井さん。嬉しくて仕方が無い様子。

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始球式に臨む。

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写真思いっきりブレた(下手杉)。

注目の黒田氏の投球は、一般的な始球式らしく山なりボール。一人くらいガチンコ対決というのもアリではないかと思ったが、そんな余興を好むような黒田氏ではない。

この始球式のボールを見て改めて「黒田が引退してしまったんだ」という現実を再確認した。

黒田博樹さん、お疲れ様でした。

その後、レフトスタンドコンコースでレリーフを展示しているという事で、足を運んでみた。待つ事30分、ようやく見ることが出来たレリーフは…

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”一球の重み”を感じさせる力強いレリーフだ。

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ちなみにこちらは同時展示されていた衣笠祥雄氏のレリーフ。連続試合出場の世界記録を達成した時のレリーフ。

どうでも良い話だが、衣笠氏は最近スキンヘッドにされたらしく、一瞬ジョージ・フォアマンかと思ってビックリした。

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ミスター赤ヘル山本浩二氏のレリーフも。

今は太ったオジさんになってしまったが、初優勝時の男泣きは今も色あせることは無い。

さて、肝心の試合内容はと言えば、幸先よくカープが先制したものの大谷のホームランやカープの失策がらみの失点もあり3-4で敗れてしまった。

全体的に寒い試合内容だったが、唯一の見所はジョンソンをリリーフした大瀬良がロングリリーフで無失点と結果を出したところ。

今年こそはと期待されながらも、怪我をして出遅れていた大瀬良にめどが立ったのは大きい。その力がこもったピッチングは背負った背番号15に期するものがあったのかもしれない。

黒田の残した足跡は、こうしてカープの財産として受け継がれていくのだろう。

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